日々の思考の公開処刑

集めたりしないで

レディへとか聞いてる今

ダルいのは気圧も原因だろう。
ヘッドホンからはレディオヘッドの「The National Anthem」なんて古い曲が聞こえてくる。例によってドトール、雷雨の中、喫煙席は繁盛、禁煙はほぼ無人。雨宿り、私は違うけど。

(いい加減この「ドトールじゃないと書けない説」をなくしたい)

少し眠い気もする。今朝は平和的寝坊をした。昨夜はバースデイ・ハイで夜更かししたからな。

ところでそろそろ本気で就活を始めないといけない。英語っていうか「英会話」、の、関連の、ね。書く仕事に関してはどうするか決めていない。嗚呼でもどっちみち英語の勉強はしなければならない。主にボキャブな。

二日ほど前から何故かQueenばかり聞いている。今「Show Must Go On」っていう、この状況的には身に染みるような曲。

散漫だ。自分でも何を書いているのか分からなくなる。体調でも悪いのか、その判別すら付かない。くだらない。何を書いても。ここらでやめる。

加齢その35、単なる月曜日

 何を隠そう誕生日。埋没埋没、今も元気にドトール決め込んでいる。
 昨日は主治医・鼻毛先生の病院に行って参った。金、経済的な理由で夫と別れなければならぬ、的なシチュエーションは軽く書いたが、それに関して鼻毛パイセンと色々話をしてね。夫の方はまだ希望が持てたんだけど問題は言わずもがな言わずもがな彼女彼女彼女彼ら=両親(Again!!)。

 笑ってくれて構わないんだけど、私は彼女がいまだに恐くて仕方がない。
 被・支配感はバリバリだし、この前なんかトーキョーで友人宅に外泊することにすら、彼女の「許可」が必要なように思って、あー阿呆や、まったく卒業も分離もできとらん、独立せねばならぬ、と頭の中でぐるぐるとうんざり、げんなり。
 鼻毛先生が私の代わりに親に話してくれると言ってくれたが、私はすでにその一歩先の恐怖に囚われている。
 つまり、先生の話を受けて、彼女が「どういうこっちゃ!!」と電話してくるのが目に見えている、というか何というか。

 嗚呼でも、俺もそろそろ覚悟を決めなければあかん。
 恐がってちゃ変わらないし進まない。それだけの、なんてことない話。
 昨日だって、実は鼻毛っちと顔を合わせるのが恐くて仕方がなかった。色々あってな。でも勇気を振り絞って、かなり気合いを入れて望んだら、わお、結果はかなりよかった。

 だからね、彼女についてもね、腹を決めないといけないと僕は思うよ。じゃないと一生私は彼女から分離できぬ。たとえ彼女が死んでも、私の中にいる彼女が私を叱る。

(いつもそうなんだ! 彼女が何も言わなくても、自分がミスをすると頭の中で彼女が怒るんだ!!)

 誕生日なのに嫌な話になった。
 夫からベリークールな誕プレをいただいたよ、なんて強引に。
 でもな、もうガキの誕生日でもねぇ、ただ今日この日はなんてないことない顔で俺だか私だか僕だかの欠陥に単なる24時間として刻まれるだけだ。

再発「ええやんええやん」

 このブログを書いていたのがもう三年も前、私も三十路半ばになった。うん。色々と、生活は激変した。彼と二十四時間共に過ごす生活に慣れきってしまったし、あの人とは縁が切れてしまった。
 でもそれがなんだっていう、ね、基本、ここで私としては「時が経っても私は私だぜ」ってかっこよく言いたいこと山のごとしなんだがな、ちょっと無理だわ。つかそういう「ビョーキ」だし、そもそもの話人間は否が応でも変わる。変化する。偉そうに言うことでもねーけど、な。

 今私は彼と一緒にドトールにいる。
 ああ、唯一変わってないことがあるぞ。私はまだ小説を書いている。

(とりとめのない、当たり障りのない話の何が面白いの?)

 でも過激でセンセーショナルなものを書いたとして、いや、書けるし書きたいんだけど本当は、でもそれって危険な飛び道具だと思うよボクは。
 病歴20年目に突入した私のメンタル面、ぶっちゃけ悪化、入院を勧められるも何度も拒否って拒否って拒否って(だからって見捨てないでください先生)。


 そして、自分の親について、

「お? どうやらやはり彼女は『毒親』というカテゴリーにフィットしそうだぞ?」


 と気づいた。遅い。

 しかしジレンマ、今の私にはトーキョーシティの自宅か、彼女と親父サマとまん丸な兄弟がいる「哀愁のチバラキ」にしか、居場所も逃げ場もねぇ。

 彼のことは伴侶として心から愛している。
 それでも、現状、とりま今は、チバラキとトーキョーを行ったり来たりしているこのザマだ。
 理由? ファッキン・マネー関連の問題だよ。

 本当のことを書こう。
 私は彼を心から愛していて、彼も私を好いてくれているのに、嗚呼、たかが金、されど金のために別れないといけないかもしれないのだ。

 そんなブルシット、普通なら(Should I say "健常者なら"?)、一笑に付される相談。

「じゃあ働けよ」

 そう、それ。

 私も彼も、今はバリバリ働けない。私は少しだけ書く仕事をもらっているけど、生活費にほぼ消える。障害基礎年金ももらい始めたが、彼らの援助なしではまだ暮らせない。

 マジでブルシットだな。

 いいニュースがある。
 去年の八月に某アプリで知り合った、Lというアメリカ人女性と激烈に仲良しになり、毎日彼女と会話することで英語力があっぷっぷ。いやはや、この年でまだ伸びるとは思ってなかった嬉しい誤算、計算?

 今の生活は正直キツい。
 ここに戻ってきたところで、弱音の大吐露になるんじゃないか、なんて説もあったけど、はっ、舞い戻ってきやがりましたよ。よろしくどうぞ。
 

マルチタスク、老婆、達成感

 何だかドトールに来るのは久々な気がする。今日は彼が出社してから何もせず、いや私としては晴れたから洗濯したかったんだが午後雨が降るとお天気メールが言うものだから延期して、アイロンは昨日の内に済ませてしまったし特にすることもないし、いや英語やエクセルの勉強をしてもよかったんだけど、とにかく八時半にはドトールに行きたくなっていた。別にそれは不可能ではなくてこのドトールは早朝から開いているから行ってもよかったんだが、まあまあ少しくらい英語やっとくかと思って一単元だけ済ませて、今無事にいつものドトールというわけ。

 昨日精神科医に相談し損ねたこととして、自分に課しているタスクが多すぎるのではないだろうか、という疑念があって、先ず家事、それから英語の勉強、エクセルの勉強、そして書くこと、とまあ、書けばこれだけで済むんだけど家事っつったってメシの用意から掃除から洗濯からアイロンがけまで様々である訳で、同様に英語の勉強と言っても文法・リスニング・リーディング・ライティング・ボキャビルとある訳で、今はリーディングはろくにやっていないけれど、まあまあ結構ハードなタスクなのだ。その上エクセル。超初心者・ド素人レベルのエクセル。超初心者であるからそれを脱しようと勉強を始めたのであるが、先ずは家計簿を簡単に作ってみたのだけどVLOOKUPで大いにつまづいてしまって、覚えないといけないショートカットや関数や操作が山のようにというか山脈のようにあって、うむ、やはり英語学習と同時進行は厳しいだろうか。

 家事はやるとして、私は英語とエクセルを就活のために勉強し始めたんだけども、中の上くらいの英語と、下の下であるエクセル、果たしてどちらを優先してやればいいのか、それはまだ思案中なのである。英語はとても中途半端だからある程度のレベルまで引っ張り上げたいと思うしそれは長年の目標でもあって、少しは分かるからエクセルよりはとっつきやすいという面もある。TOEICだって悪くなかった、とはいえアレは二年ほど前だし、正直に言えば「リスニングテスト」は私は大抵聞き取れるのだ。問題はネイティブのナチュラルなテンポの会話であって、これはNYCに居た時もそうだったんだけど、一対一なら話せるのだが、ネイティブ複数が相手になると厳しいものがある。スピーキングは割と得意だし英語圏の友人とのスカイプは非常に楽しいのだが、それも一対一だ。

 と書いていたら、隣に座っていた老婆に話しかけられた。パソ子をガン見して、「そういうの出来るのはいいね」から始まり、自分の娘や孫の話、娘婿の話、現在の夫の話、「私はくよくよしないからね、そんな時間ないからね、そういう性格でね」。彼女は一才の時に実母を亡くして祖母に育てられたのだと言った。パソ子に向かう私を見て彼女は先ず「お仕事?」と聞いて、違うと言うと「大学生?」と聞かれたので三十路だと言うとぽかんとしていた。童顔。

 話が逸れた。エクセル。使えたら便利なんだろうなぁと思う。本当に。MOSの範囲は本当に基礎だしもう忘れかけている。となると関数、あとピボットテーブル? だっけ? それらがあるんだな。関数も勉強して使っていけば覚えられるのだろう、そして色々なことが便利になるのだろう。彼は今仕事でエクセルをバリバリ使っているけど、最初は独学だったという。うーん、ある程度出来るようになればウチの父のように何もかもをエクセルで管理する、みたいな芸当が可能になるのであろうな。そう思うとやっぱり勉強してみたい。就活にも必要だしな。

 単純な私はこう書いていたらちょっとやってみるかなと思い始めたのだけど、嗚呼、それはそれでよろしいこと、やってみればいいでない。しかしだね、私は気が変わりやすいし怠惰にヤラレやすい。英語とエクセル、同時には無理かもしれないけど、一日毎とか、一週間毎とか、どちらかに絞ってやってみれば無理な話ではないかもね。
 昨夜、体調不良とメンタル不調と勉強が出来なかった自己嫌悪で思わず彼の前で泣いてしまったのだけど、「もしかして、ちょっと勉強しても、『これだけしか出来なかった』って思いませんか?」と聞かれ、それはまさにその通りであって、え、なんでキミ分かったの、といった感じだったのだが、「ちょっとでもやったら『出来た』って考えないとしんどいですよ」と。うむ、引き算ではなく加算方式で考えないと私の場合しんどくなるのは昔からで、それは留意しておこうと思っていたのに、嗚呼また忘れてた。

 達成感って何だろう。例えば料理などの家事を頑張った日は充実感を得ることが出来る。書き物が進めばそれはそれで自分に満足出来る。でもなんだ、アレだ、私は達成感の類のハードルが高いのかもしれないな。アイロンかけただけで満足したり、英語一単元出来たら自分を褒めたり、エクセルやったら同様に自分をねぎらってやるべきで、なんだ、また白黒思考か、いつになったら私の中にグレーゾーンが出来るのだ。前の主治医に、0か100じゃなくて、68とか42とか、目盛りを作るべきだと言われた。たとえ28でも0ではなく28は28で加算すべきだと。それを言われたのは何年前だ、覚えていないが、新生活開始から半年経った今、また目盛りを作っていかないとな。

顔面の腫瘍的なものを憂うミルフィーユ

 三日連続で中途覚醒していて三日連続で中途覚醒時に衝動的になって色々やって三日連続で寝不足で三日連続で昼寝をしている。まずい。先週くらいからか、自律神経がおかしくなってから、夜になると身体が楽になって頭も冴えて、ついついやりたいことをやってしまって眠剤も効かなくて夜更かししてしまう傾向が如実に現れてきていて、長い間夜型人間で彼と暮らすようになってからようやく朝型人間になれていた私としては「また夜型に戻ったらどうしよう」と戦々恐々。

 持ち前の不安定なメンタルに加え、自律神経が妙なことになっていて困っているのだが、こういうことは重なるもので、今度は顔に腫瘍みたいなものが出来てしまってこれが大変に痛い。最初はニキビだと思っていて小鼻の下が腫れる感覚があって痛みも多少あったのだけど放置していて、そもそもこれ以上の医療費は財布即死であるからして、しかしながら日に日に右側の鼻が腫れていって、え、整形必要じゃね? というレベルにまで達し、笑うと痛い、食事も痛い、洗顔なんか苦行、そして今朝遂に鼻だけでなく歯茎まで痛み出したのでこれは財布に死んでもらうしかないと思って耳鼻科に行ったんだな。
 で、まあ、結果は上に書いた通り、鼻ではなく正確には歯茎の上と小鼻の間に、腫瘍、と言うと重篤っぽいが、とにかくできものがあって、それが炎症だか化膿だかしていて痛むのだろう、と言われ、原因はと聞くと何かがきっかけで菌が入ったんだろうが具体的には分からんと言われ、院内薬局で薬を三種もらい、頓服はその場で飲んでやった。すると痛みは割とあっさり引いていった。

 勉強のその後だが、これがまた体調と家事との兼ね合いがあってほとんど進んでいない。英語に関しては教材のまとめとやっていくべき学習予定まで立てたというのに、何しろ身体が泥、泥というかもはや汚泥、そんな感じであるから、基礎文法を数ページ進めて、リスニング教材のディクテーションをちょろっとやった程度、エクセルに至っては自分で作った家計簿の入力くらいしかやってなくて、もう嫌だ、表計算なんて嫌いだ、私は一太郎と結婚する、と叫ぶ日々である。
 因みに私がやっている文法書はケンブリッジが出しているもので、当然ながらイギリス英語である。私はアメリカに居たしとりあえずはアメリカ英語を学びたいので適宜注意はしている。留学のためにTOEFLを受ける前、私は英文法を英語で学んだ。中学はサボりつつ行ったけど高校はほとんど行かなかったので、私はいわゆる文型というやつが全く分からないし日本語の文法用語も苦手だ。何、現在完了形? 分詞構文? わかんねー。こんな体たらくであるから、以前ボランティアで英語講師をしていた時は、文法ガチガチの人らに教えるのは苦労した。でもアレだね、あくまで私の場合は、であるけれど、文法は英語でやった方が身につく気がするね。まあ、まだ145ユニット中20ユニットしか出来てないけど。

 彼は幸いにも、というか当然なのだが、明日休めることになった。彼が居ると自分のことに集中出来ないというか、気が散ってしまう。ブログくらいは何とか書けるのだけど、我が家にはそれぞれの個室なんてものはないし居間と寝室がつながってるから、個人的な書き物・彼についての書き物なんかには超不向き、だからしてそういった書き物は平日の内に書けるだけ書いておきたいのだけど、とうか一時間前に同じことをノートに書いたのだけど、あまりにも眠くて身体が汚泥だったので寝てしまった。でもね、「彼が居るから何々出来ない」という決めつけも良くないかなと今思ったよ。だって彼は私が居ようが居まいが自分の好きなことをのびのびとやっているのだよ。悔しいじゃないか。まあこれは彼の実家に自室というものがなくて、オープンな空間に慣れているから出来る芸当かもしれんが、この週末はそうだな、散歩と買い物だけ行って、四六時中彼に構おうとはせずに、自分の時間を持てたらいいな、という希望的観測。

オアシスの4th, 学習しながら

 左右の手の温度が違う。多分夕飯作りで右手を酷使、具体的には人参のスライスとつくねのたねを揉む行為、それらのせいで今右手が非常に動かしづらく時折震える。対して左手は通常営業で部屋が寒いので冷えているだけ。晩メシは作りました、食べるのは三時間後くらいだけどオール作り置き可だからレンチンれんちんレンジでチンすればいいのだよ。

 彼が何故かオアシスのアルバムを持っていたので、とりあえず「Time Flies」を借りた。ついでにBen Folds Fiveの3rdも。なのに今はオアシスの「ジャイアンツ」を聞いてるっていうね。リアムは大好きだったけど、来日公演は高校の出席日数の関係で行けなかった。こんなことになるなら見ておけば良かったなと思うけどそれはどのバンドでも同じことだ。「ジャイアンツ」は世間的な評価はどうだか知らんが私は好きなのだ。リアルタイムで聞いた作品だから思い入れも強いという訳だ。全日制高校時代によく聞いていたよ。

 体調はよく分からないな、というのもさっきまで寝不足で今にも寝落ちします私は夢の世界に行きますといった体だったのに、いやいやメシ作ってからじゃないとダメだろと己を鼓舞してキッチンへ向かったら一時間ちょいかけて無心で調理したからね。眠気はアレかね、ベンゾ系の薬のせいかね、しかしレキソタン服用歴十六年の私がその辺の安定剤で眠くなるもんかね、どうなのかねその辺。

 薬といえば新しい病院、二回行ったけど、まあ、悪くはないと思う。私も相当な医者不信に陥っているのであろう、良い感じの対応をされても油断出来ないというか信頼しきれないというか、まあ二回だけ判断するのも早計ではあるのだけど、医療費がかさむのは覚悟してじっくり見極めようと思っている。つまり、自立支援の話な。
 そして新しい病院では私が常用しているロヒプノールという薬、睡眠薬を扱っていないことが発覚したのだった。まあロヒはアメリカとかには持ち込めないレベルで危ないらしいからね、飲んでるけど。代わりに提案されたのがアモバンマイスリーで、ハルシオンも扱ってないってんで、アモバンは苦いからここはマイスリーか、とは思えどアレ効いた記憶があまりない。レンドルミンなんか十五の時に飲んで以来だけどどうなんでしょうな、医者は体質が変わったりするから一概に「効かない!」と決めつけない方がいいと言っていたが。これは何というか、逆プラシーボ効果的な感じですかね。

 薬の話はまだあるのだがまあいいや、英語とエクセルの勉強を再始動させた。英語は十七の時から真面目に勉強し始めて、その後一年ほどNYCで過ごし、帰国後もインターナショナルの学校に一年居て、それが多分2005年くらいで、2006年に再度勉強して英検準一級をとって、それからしばらく遠ざかって、でもまあ簡単なやりとりは出来るのでネットで英語圏の人らと仲良くなったりして、しかし彼らの大半は日本文化に興味があったりノンネイティブに慣れていたりするから助かるけど劇的なスキルアップにはあんまりならなくて、しかも私は学生英語しか分からなかったのでね、一昨年だったか、ちょっと頑張ってTOEICを受けましたよ。そっからまた、友人らとのやりとりとブロギング以外は何もしなかったのでスキルは落ちている。ので、今後の就活準備としてまた学習しようかとね。とりあえずケンブリッジが出してる基礎文法の教材やってみたけど笑っちゃうほど出来なかったね。地道にゴー。

 エクセルは苦手意識が強い、というかズバリ苦手。一応、これまた就活のためにMOSの範囲は勉強したんだけど実際に使ったことがないし、MOSは基本操作だけだから関数とかピボットテーブルとかそういうのはもうお手上げ。でもなんか、私が見た目や形から入る人間だからなのか、パソ子に入ってるエクセル2013のインターフェイス見たら、まあやってみるかな、と思ってだね、仕事でエクセル使ってる彼に教わりながら、簡単な家計簿など作ってみたりね。教材も買って、それはまだショートカットを覚えてる最中なんだけどね、きっと使えたら便利なんだろうね、エクセルは。こちらも地道にゴー。

 彼が帰ってくるまで、最低でもあと一時間以上ある。晩メシはレンチンするだけなので、英語かエクセルやる。勉強と家事の両立だって立派なタスクですよ。

ふらんふらん、歩け

 体調が悪かった、というか今もだましだまし、内科で血液検査をしたけど特に病的な数値はなくて自律神経障害だと言われてベンゾ系の薬など頂いた。異変は火曜からで、先ず目眩。まあ目眩は私という人間にデフォルトでセッティングされているものなのだが、これが通常の四割増しといった具合で、次に倦怠感、身体がひたすらに重く、ベッドに横になっていても頭はぐるんぐるん、時折耳鳴りと頭痛もあって、水曜は手足に力が入らず夕飯は外食にしてもらい、昨日は買い出しには行けたものの調理が出来ず、買ってきた材料でテキトー料理を作って誤魔化した。そんで今日こそはまともな料理を作ってやるわいと誓い、現在トマトとチキンのシチューなるものをじっくりコトコト煮込んでいる真っ最中、私は火のそばから離れるのが非常に恐いのだけど、流石に一時間半もキッチンに居るのはつまらんので弱火にしてこれ書いてるっていう。

 何しろ身体がそんな具合であったから、あるから、この一週間はえらく早かった。幸い彼は明日ちゃんと休めるようなので、一緒に散歩でもしたい。いやね、内科の医者に歩くことを勧められたのだ、一日十五分でいいからと。哀愁のチバラキに居た頃は結構歩いていたのだよ、私。田んぼしかない所だったから自分でコースを決めて三十分とか四十五分とか歩いていたよ、オールシーズン。しかし今、ここはトーキョー、見晴らしの良い所なんて近辺にないしどこに行っても人がわらわら居るし車はびゅんびゅん走ってるし何というか、チバラキは嫌いだったけど景色だけは良かったな、と今更の郷愁。違う、問題はこの冷凍都市トーキョーで如何にして十五分以上歩くかだ。少し離れた所に比較的広い公園があると先日美容院で聞いたのだけど、変質者も出没あそばされるらしいので、行くとしたら彼を連れて土日に、が、無難。

 うむ、もっと「地元」を散策してもいいと思うぜ自分。つかした方がいいぜ自分。徒歩二分でスーパーとドラッグストア、徒歩三分で駅、駅を越えて二分でショッピングセンター、その並びに通っている歯医者、そこから少し歩くと児童公園、私がこの街で行ったことがあるのはこれぐらいのもんだ、越してきて半年が経ったというに。折角彼がプレゼントしてくれたデジカメもあるのだし、写真を撮るのも加工するのも好きだし、だが嗚呼、ここは曲がりなりにもトーキョー、カメラを構えると高確率で冷ややかな視線を投げかけられるのだった。しかもこのトーキョーは公園にでも行かない限り自然の植物が極めて少なく、近距離で花などを撮ろうとすると大抵民家だからそれはまるで忍びの者が如く、ターゲットに近付きつつデジカメを取り出しケースを外し、そのまま歩み去るかに見せかけて一瞬立ち止まってぱしゃりと撮影、そそくさと再び歩く。まるでスパイか闇取引をするやくざである。

 話は戻るけど散歩、運動、私は歩くのは好きだけど運動、これ幼少期から絶望的に不得手であって、50m走で10秒を切ったことがなく、中学に上がってもその記録は更新出来ず、体育教師に「真面目に走れ!」と叱られたことを今思い出した。泳ぐのは好きだ。だがこれも、小学校の時だったか、私としては一生懸命に必死で泳いでいたのだけど、一応泳げてはいたのだけど、その泳ぎ方とスピードで以てクラス全体の笑いを誘ってしまった。それに水泳は諸事情でそう易々とは行けないのだ。
 十余年不変だった体重から12キロ増えてしまった時、流石にこれは危険だと思って歩いたりしてみて、食事制限もして、少しマシになったかと思っていた頃に彼と付き合い始めて5キロほど幸せ太りという名のリバウンドを食らい、その頃スマホを買い換えたこともあって、友人の勧めでヨガのアプリをインストールしてみたことがある。私はお腹を中心にやっていたのだけども、実家自室でやるには狭かったし、いや、今は充分な広さもあるし腰痛のためにもまたあのアプリを入れてちょっとやってみたらどうだね自分、と思いながらもう二週間くらい経ってるのね。