日々の思考の公開処刑

集めたりしないで

加齢その35、単なる月曜日

 何を隠そう誕生日。埋没埋没、今も元気にドトール決め込んでいる。
 昨日は主治医・鼻毛先生の病院に行って参った。金、経済的な理由で夫と別れなければならぬ、的なシチュエーションは軽く書いたが、それに関して鼻毛パイセンと色々話をしてね。夫の方はまだ希望が持てたんだけど問題は言わずもがな言わずもがな彼女彼女彼女彼ら=両親(Again!!)。

 笑ってくれて構わないんだけど、私は彼女がいまだに恐くて仕方がない。
 被・支配感はバリバリだし、この前なんかトーキョーで友人宅に外泊することにすら、彼女の「許可」が必要なように思って、あー阿呆や、まったく卒業も分離もできとらん、独立せねばならぬ、と頭の中でぐるぐるとうんざり、げんなり。
 鼻毛先生が私の代わりに親に話してくれると言ってくれたが、私はすでにその一歩先の恐怖に囚われている。
 つまり、先生の話を受けて、彼女が「どういうこっちゃ!!」と電話してくるのが目に見えている、というか何というか。

 嗚呼でも、俺もそろそろ覚悟を決めなければあかん。
 恐がってちゃ変わらないし進まない。それだけの、なんてことない話。
 昨日だって、実は鼻毛っちと顔を合わせるのが恐くて仕方がなかった。色々あってな。でも勇気を振り絞って、かなり気合いを入れて望んだら、わお、結果はかなりよかった。

 だからね、彼女についてもね、腹を決めないといけないと僕は思うよ。じゃないと一生私は彼女から分離できぬ。たとえ彼女が死んでも、私の中にいる彼女が私を叱る。

(いつもそうなんだ! 彼女が何も言わなくても、自分がミスをすると頭の中で彼女が怒るんだ!!)

 誕生日なのに嫌な話になった。
 夫からベリークールな誕プレをいただいたよ、なんて強引に。
 でもな、もうガキの誕生日でもねぇ、ただ今日この日はなんてないことない顔で俺だか私だか僕だかの欠陥に単なる24時間として刻まれるだけだ。