日々の思考の公開処刑

集めたりしないで

雪の中を行く

 朝から頭が痛いのだけどただでさえ今日は寒くてやってられないというのにその上頭痛ですか。もう一時間ほどしたら役所に行かなくてはならないのにお天気メールは雪が降るかもとか言うのだ。昨日は整形外科に行った。腰痛がこのところ酷くて湿布もなくなりかけていたので行ったのだが、前に行った所と違って雰囲気の良い病院で理学療法もやってるとかで、レントゲンの結果に特に病的なものはなかったんだけど、本来曲がるべき骨が真っ直ぐだったり本来真っ直ぐであるべき骨が少し曲がってたり、よく分からないぜ我が背骨。

 先週末は腰痛のせいで映画には行けなかったんだけど彼の希望で本屋に行って私が三冊買って彼は何も買わなかった。その後彼が寝てしまったのでバレンタインというかチョコ作りは流れるかなと思ったのだが夜になってから彼が起きたのですげえ簡単なチョコを作って貪り食いましたとさ。
 彼は相変わらず残業続きで、今朝も眠そうにしながら出社した。聞けばこの案件が終わるまで残業はあるそうで、案件、それが終わるのは来月末とかで、嗚呼もう大丈夫だろうか心配だ。昨夜は腰痛と体調不良で私が限りなく泥に近い感じになっていたので、夕飯は手を抜きまくった上にちょっと家事をやらせてしまった。私も体力をつけねば。

 二人で暮らすと決めた時もそうだったんだけど、まあ一応入籍を決めたわけで、それを言うと大抵「おめでとう」と言われてそれはまあいいんだが「先が明るいね」とか言われてしまうと私はどうもダメになるというか何だかな。先は明るいのだろうか。これからもっと大変になるはずなのに、先が明るいとか他の人に言われると、え、ああ、まあね、表面的なところで曖昧に頷いて作り笑いをするしかなくなってしまう。言えど常識的に考えて「入籍決まりました」と言うとめでたいことである訳で、周囲が祝ってくれるのも当然のこと。勿論嬉しいし有り難いことなのだけど、来たる手続きや私の病状や就活就労を考えると視界がグレーになってしまうのは私だけか。

 ふと寝室の窓に目を遣ったらあらま、もう雪が降り始めている。どうりで寒い訳だ。役所まで少し歩くからどの靴で行くべきか考えてしまう、つっても選択肢は少ないというか二択なのだが。昨日は暖かかった。夕方整形外科に行く時もまだ日が落ちてなくて明るくて暖かかったから、嗚呼、春が近付いているのだな、これから気持ちの良い季節になるのだな、と実感したばかりだというのに、雪ですか今になって。まあ仕方ない、いつまでも不確定要素をふよふよと浮遊させてはいられないのでそろそろ行ってくる。